抱っこひもを比べてみました。
比べるのは4つ。
◆1つ目。いわゆる抱っこひも。メーカーはエルゴベビーやベビービョルン等、リルベビー、アップリカいろいろありますが、今回はこのような形のものをひとくくりとします。
最近の抱っこひもはどこのメーカーもすごく良くできているのであまり大差はないとも思われます。
よく言われるのは、エルゴは男性とも兼用ができるくらい大きめのつくりで、ベビービョルンは小柄な方やなで肩の方にお勧めのようです(あくまで私の周りの噂話です。)
◆2つ目。ラップ系です。メーカーはまたこれもたくさん出ていて挙げきれないのですが、今回は北極しろくま堂の兵児帯。
この後の3つ目もラップ系ですが、違いは生地が伸びるか伸びないか。兵児帯は「帯」という名の通り伸びません。
◆3つ目。ラップ系です。ボバラップ。生地が伸びる。
◆4つ目。1と2の中間。コニー。ラップの巻いた形が完成形でできています。今回こちらを購入して数日使ってみての感想。
さて、これら4つを全部試した結果を一度まとめてみたら皆さんのお役に立てるのではないかと思いました。あくまで、身長164cm肩幅広めの個人の感想です。
【抱っこひも】
▼メリット
装着が簡単。
パパママ兼用できる。
比較的丈夫。
赤ちゃんが寝たときヘッドレストがついている(一部の抱っこひもにはないものもあるようです)。
おんぶができる(できない種類もあるようです)。
1歳になっても同じように使えるが、大きくなって腰のあたりまでしかサポートしていないので赤ちゃんがのけ反ったときは注意が必要。
▼デメリット
4つの中では平均的にお値段が高い。
これ自体が重い。かさばるので持ち運びに不便。
肩がこる。
【兵児帯】
▼メリット
赤ちゃんの真ん丸な形に生地が沿うので赤ちゃんに負担が少ない(と思われる)。
肩を覆うので赤ちゃんの体重が分散されママへの負担が軽い。
自分の体形に合わせられる。
ファッション性が豊富。
軽い。小さくたためる。
ただの布なので、肌掛けや日よけにもなる。
おんぶができるが慣れが必要。
▼デメリット
赤ちゃんの大きさに合わせてあらかじめすき間を考えて装着しなければいけない。
長いので外で着脱は難しい。時間がかかる。
肩を覆っているので腕を上げづらい。上着を着づらい。
赤ちゃんが寝た時にヘッドレストがない。
【ボバラップ】
▼メリット
生地に弾力があるので兵児帯より赤ちゃんの丸い体に沿うので赤ちゃんの負担が少ないと思われる。
肩全体を覆うので赤ちゃんの体重が分散されママへの負担が軽い。
自分の体形に合わせられる。
赤ちゃんはよく寝る。
たためてバッグに入るが兵児帯よりかさばる。
外出先での肌掛けにもなる。
▼デメリット
生地が伸びるゆえに装着時の締め具合の調節に慣れが必要。
長いので外出先での着脱は難しい。時間がかかる。
肩を覆っているので腕を上げづらい。上着を着づらい。
赤ちゃんが寝た時のヘッドレストがない。伸びるので小さいうちはラップの中に入れられるが夏は暑いので不向き。
【コニー】
▼メリット
装着はTシャツのように被ればいいので簡単。(購入当初は少々きつく感じますが4~5日使用すると伸びてきます。)
薄い。かるい。生地は伸びないが赤ちゃんの丸い形に添うような形になっている。
たためてバッグに入る。4つの中では一番コンパクト。
肩を覆うので赤ちゃんの体重が分散してママへの負担が軽くなる。
たくさんの色がありファッション性がある。
追記6/17:抱っこひも常用で肩こり腰痛が気になったため、しばらくコニーを使用。→症状は大分軽くなりました。やはりラップされている方が肩腰への負担は軽く、また、上の子がいる場合できるだけ支度も簡単にしたいのでコニーが重宝しています。
追記1/9現在1歳。腰のあたりまでしか覆わないというか、赤ちゃん自身が布から肩を出してしまうため腰あたりまでしか布が当たっていません。その為突然赤ちゃんが反ったり、上の子に気を取られていると危ないです。別布はついていますがあまり役には立たないです。1歳くらいになると抱っこ中もいろいろなものに興味もむけるのでコニーは寝かしつけの時のみ使用しています。
▼デメリット
購入する際のサイズが分かりづらい。
男女兼用できない。
肩を覆うので腕を上げづらい。上着を着づらい。
赤ちゃんが寝た時のヘッドレストがない。布が伸びないのでラップの中に入れるのは難しい。
おんぶはできない。
抱っこひもはやはり皆さん一つはお持ちだと思います。
悩むのはセカンド抱っこひもなのかなと。
私も「不動のセカンド」を求めていろいろ購入してはみましたが、やはり一長一短なので、セカンドには何を求めるかで選んだ方がよさそうです。
【まとめ】
★抱っこしている間に赤ちゃんが寝てしまうのなら抱っこひも。
★肩こり腰痛が酷くて抱っこが辛いならラップ系。
★ここ数年の猛暑に対応するのならコニー。ベビーカー使用時に持ち運ぶならコニー。
あと、抱っこひもの付け方ですが、骨盤あたりでベルトをつけている方をたまに見かけますが、ウェストで締めた方が肩や腰への負担が軽くなりますよ。赤ちゃんはなるべく上の方にいた方が楽です。
たった1年するかしないかの抱っこひもですが、ママの体にとっては決して侮れないアイテムですよね。でも、本当につらい時はベビーカーにしてみてくださいね。まずはママが健康じゃないとね。
*気がついたら随時追記していきます。
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